中小転職エージェントの底力を感じた話

転職エージェント
こんにちは、てんかつです。今回お話しするのは、4回目の転職活動(47歳)のエピソード。約3ヶ月間の活動期間で、最終的には転職サイト(リクナビNEXT)からの自己応募経由で転職先が決まったのですが、活動の最終局面の10日間で中小転職エージェントの底力を感じることがありました。

これまでの転職活動では、大手から中小までいくつかの転職エージェントのお世話になってきました。大雑把にいうと、大手はとにかく紹介される案件の数が多い。一方、中小は案件は少ないけれども、特定企業との深いパイプを武器にしたお宝案件を持っている、という印象。そのコネクションの深さに由来するパワーを感じたのが4回目の転職活動の際に接触した転職エージェントのF社でした。

中小転職エージェントの底力を感じた10日間

某月16日:エージェント面談

公開されていた求人案件のいくつかに興味を持ち、F社の転職サポートサービスに登録申請。1週間ほど後にメールでエージェント面談の連絡あり。4日後の某月16日のアポイントを取り訪問すると、2時間近くの面談。先方の関わりの深い企業の案件を、様々な背景事情を含めてじっくりと聞かされる。その案件に求人票は存在しない。エージェント独自のパイプと情報収集力で、まだ求人が出ていない「産まれる前」案件のイントロを先出ししている印象。

某月18日:自己応募企業A社から内定通知(エージェント面談から2日後)

エージェント面談翌日(17日)に控えていたのは、自己応募先A社の最終面接。その日面接を終え帰宅すると、エージェントから”超おすすめ案件”としてB社の紹介メールが。未経験業界だがなかなか興味深い案件だったため申し込もうとしていたところ、翌18日には最終面接を終えたばかりのA社から早々の内定通知連絡。B社の案件には後ろ髪をひかれるが、A社の内定を引き延ばしてB社に応募するのは常識的に考えて無理があると思い、エージェントには「B社には応募せずA社の内定を受諾する」旨をメールで伝達。

某月19日:エージェント怒涛の説得(エージェント面談から3日後)

翌19日の朝、エージェントから電話あり。「B社の案件はまたとない超優良案件。そして、てんかつさんとB社のマッチングは非常に良いはず。間違いない。A社で決めてしまうのはもったいない。ギリギリまで粘ってみましょう。何とか1週間だけ時間をもらえないか。B社には最速で選考するように根回しする」とのこと。あまりの勢いに押されたのと、私自身B社への未練があったため、B社への応募を決断。A社には「大事なことなので家族とじっくり相談したい。1週間待ってもらえないだろうか」と伝え、内定への返答を保留することに。

某月20日:B社書類通過(エージェント面談から4日後)

翌20日(金曜日)、早くもB社の一次面接が決定。選考は全部で3回の面接とのこと。エージェントからはできる限りの業界研究と企業研究、B社への”キレのある質問”を用意しておくようにとの指示あり。

某月23日:B社一次面接(エージェント面談から7日後)

週が明けて月曜日。B社一次の面接官は配属部門スタッフと隣接部門の部門長。約1時間。なかなか良い雰囲気で終える。家への帰途、エージェントから「好感触!続報を待て」との一報あり。カレンダーを確認し、エージェント面談からまだ1週間しか経っていない事実にあらためて驚く。

某月25日:B社一次通過(エージェント面談から9日後)

25日に一次通過の連絡あり(二次面接は翌26日に決定)。A社にTELし内定への返答が遅れている旨を詫びると「今月中に返事をもらえればOK(ただし、入社日は1ヶ月先延ばしになるが)」とのこと。よし、うまくいっている!

某月26日:二次面接&即日連絡(エージェント面談から10日後)

二次の面接官は関連部門の部門長2名。雰囲気は悪くない。その後、入れ替わりで人事部長が現れ20分ほど”雑談”風の面接(気は抜けない)。二次通過ならば最終の社長面接は明日27日AMと告げられ帰路につく。
そして約1時間後、自宅最寄り駅に降り立ったタイミングでエージェントからTELあり。「残念ながら…」とのこと。理由を訊くと、痛いところ(私の弱点)を突かれる。そこを見透かされてしまっては仕方ない。翌27日A社に内定受諾の連絡を入れ、4度目の転職活動終了。

中小転職エージェントの底力を活用しよう!

残念ながらB社の選考は途中落選となりましたが、F社のエージェント面談からわずか10日間の出来事を振り返ると、中小エージェントが本気を出した時の胆力や高い調整力を身を持って感じることができました。エージェント経由で転職が成立すると、エージェントには年収条件の3割程度の報酬が求人企業から支払われます。ですから、手持ちの案件と求職者のマッチングが良いと判断すると、エージェントのエンジンは一気に加速します。

B社は伝統ある大企業の一部門がスピンアウトして誕生した新会社でした。「何とか1週間だけ時間をもらえないか。B社には最速で選考するように根回しする」と言われたときは、さすがに1週間ですべての選考を終えるのは無理があるだろうと半信半疑だったのですが、ほぼその言葉通りに物事を運ぶ力技には舌を巻きました。大手エージェントに同じことはできない、とは言い切りませんが、手練手管に長けた中小のオーナータイプエージェントならではの底力だと思います。

冒頭に述べた通り、中小の転職エージェントは大手に比べて案件も人員も少ないわけですから、手持ちの案件にそぐわない求職者は基本的に相手にしてくれません。私も多くの中小エージェントから登録を断られました。そんな感じですから、断られるのが当たり前だと思って中小エージェントにもできるだけ登録申請するのがおすすめ。手持ち案件とマッチすれば、大手エージェントに勝るとも劣らない強力なサポーターとしてあなたの転職活動を支援してくれるはずです。

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