40代の応募書類は見た目が9割

40代の応募書類は見た目が9割

40代は書類選考にすら到達できない?

40代の転職がなぜ厳しいかと言えば、それは40代だから。

転職サイトの採用側管理画面では、応募者の絞り込み条件のひとつに「年齢」があります。求人上では年齢制限など記載されていなくても、採用側では内々の基準を設けていることが多いでしょう。絞り込み条件で「39歳まで」と設定されてしまうと、40代のあなたのエントリーシートが採用担当者の目に留まることは100%ありません。転職エージェント経由でも同じこと。求人票には書かれていなくても、エージェントには年齢条件が伝えられています。人気の求人であればあるほど、エージェント側でまず年齢選別を行いますので、40代のあなたの書類が求人会社の目に触れることはありません。40代の転職の厳しさというのは、書類選考の手前の段階で機械的にふるいにかけられ、落とされるという(求職者にとって)理不尽な実態にあるのです。ここはある意味、運次第というところが大きいでしょう。実は書類選考で落ちているのではなく、応募しても書類選考にすら到達していない場合が多々あるのです。

ですが、これは逆に言うと、40代のあなたの年齢以外の何かがダメだったわけではないということ。私にも経験がありますが、渾身のラブレターを送るつもりで応募してもなかなか書類通過できない状況が続くと「ああ、経歴の書き方がイマイチなのかな?一体どこがダメなんだろう…」とあれこれ思い悩んでしまいます。でも、そうではないんですよ。いや、もちろん応募書類は大事なのですが、書類選考を通過しない一番の理由は、書類選考の手前で門前払いされているということ。それが当たり前のことだと割り切りましょう。向こうが機械的に門前払いするのであれば、こちらも機械的に応募先を見つけてエントリーし続ける「応募マシーン」になり切るのが、転職活動を辛くしないための秘訣です。いちいち心を揺さぶられる必要はないのです。

応募書類は見た目が9割

半ば機械的にコツコツと応募を続けていると、必ず書類選考の対象になる機会が増えてきます。その時に大事なこと、書類選考を通過するカギは「何を書くか」ではなく「どう書くか」でもなく、実は「見た目」です。

そんなバカな。

そう思いますよね。実際、採用する側もされる側も、見た目より中身が大事ということはわかっています。書類の見た目なんて二の次で、その人の経歴やスキルが選考のポイントであることは自明。けれど、そうわかってはいても、実際には「見た目」が選考に大きく影響してしまうのです。

私が4社目の会社で採用に携わった時のこと。某転職サイトに求人を出しました。一応内々で年齢基準は設けていて、40代は基本的にNGだったのですが、私自身が40代の転職経験者ですから心情的なものもあり、40歳オーバーの人のエントリーにもできる限り目を通して「この人はいい感じかも」と思った人には、履歴書と職務経歴書を郵送してもらいました。選考のステップは次の通りです。

1.転職サイトのエントリー情報による選考
 ↓
2.履歴書・職務経歴書による選考
 ↓
3.一次面接(私と人事担当が面接)
 ↓
4.最終面接(人事責任者と役員が面接)

「1」のステップと「2」のステップでは、採用する側が得られる情報にほとんど差はありません。しかし、転職サイトのエントリーでは横並びの印象だったAさんとBさんが、「2」のステップで実際の履歴書・職務経歴書を送ってきたら明らかに差がつくことがあります。それは、情報の中身ではなく「見た目」。

たとえば、次のような履歴書をあなたはどう思いますか?

・読みづらい文字で書かれた手書きの履歴書
・A4サイズやB4サイズで出力された履歴書
・きたなくカットされたインスタント証明写真の履歴書
・1ヶ月以上前の日付が記された履歴書

え、そんなことどうでもいいんじゃないの?と思う方も多いでしょう。けれど、上に挙げたような履歴書は、横並びで比較されたときに劣った印象を与えてしまう可能性があるのです。

読みづらい文字で書かれた手書きの履歴書

「手書き限定」の指定がない限り、応募書類は手書きではなくPCで作成すべきです。なぜなら、読みづらいから。唯一の例外は、書き文字がズバ抜けて美しい人。美しい字を書く人は、それだけで会ってみようと思わせるものがあります。しかし、そうでない人は手書きをすべきではありません。明朝系の読みやすいフォントで作成してください。ただ、名前だけは心をこめて丁寧に手書きしましょう。あえて名前とその他の部分を分けることで、気の利いた感じがするものです。

A4サイズやB4サイズで出力された履歴書

履歴書のテンプレートはネット上でフリー配布されています。このテンプレートを使って作成するのはいいのですが、問題は出力。市販の履歴書にはB5サイズ(B4二つ折り)のものもありますが、ほとんどのビジネス書類がA版となっている現在、採用担当者の取り扱いやすさを考えるとA3サイズの二つ折りにすべきです。
家庭のプリンタはA4出力の場合が多いためA4サイズで提出する人もいますが、これでは小さすぎて読みづらいだけです。さすがに職場のプリンタで転職用の書類を印刷するわけにはいきませんから、コンビニプリントを利用しましょう。また、印刷の際に顔写真もいっしょにプリントする人がいますが、これはNG。写真の貼られた履歴書と並べると、きちんとしていない印象を与えてしまいます。

きたなくカットされたインスタント証明写真の履歴書

履歴書にインスタントの証明写真を貼っている人は多いのですが、これはとても勿体ないと思います。証明写真はお店で撮ってもらう方が絶対に表情も顔色も良く、印象が全く違ってきます。また、焼き増しも可能ですから結果的には安くあがるものです。さらに、インスタント証明写真の欠点は自分でカットしなければならないこと。どんなにキレイにカットしようとしても、どうしても歪んだり、カット跡が見えてしまったりするもの。写真は必ずお店で撮ってもらうようにしましょう。なお、私の経験では履歴書に貼られた顔写真の8割はカラー写真でした。逆に言えば、2割のモノクロ写真は目立つから良さそうにも思いますが、
モノクロ写真の欠点は妙にドラマチックに見えるところ。なんとなくナルシストっぽい印象を受けてしまいます。

1ヶ月以上前の日付が記された履歴書

これはウソのような本当の話なのですが、1ヶ月以上前の日付が記された履歴書が送られてきたことがありました。もしかして使い回し?と思わせるその履歴書は、シワも寄っていました。送られてきた封筒に裸で入っていたので、元々シワがあったのか、郵送中にシワがついたのか定かではありませんが、クリアファイルに入れることすらできないような気遣いのなさは致命的です。日付にせよ、シワにせよ、受け取る側がどう思うかという想像力に欠けた人物として、その人の経歴を見極めることもなく書類選考NGになりました。

まとめ

40代の転職で最も難しいのは、採用する側の条件設定要因で応募しても書類選考に到達しない場合が多々あるということ。逆に言うと、書類選考の対象になる時というのは絶対に負けられない試合なのです。その大事なチャンスを凡ミスで落とさないためにも「見た目」には万全を期しましょう!

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